一之宮 南伝馬町天王御祭禮
◎旧暦6月7日〜14日
(後に江戸神社とも云われる)
三天王社の中でも最も早く
開幕からすぐの慶長期に祭禮があった。
南伝馬町とは現在の京橋辺で
神田明神から宮出しされた本社神輿は
初日の夕方に南伝馬町の御旅所に納まり
翌日から13日までは
氏子の町を荒振るに担がれ練り歩き
最終日に神田明神に帰社された。
氏子崇敬域は錦絵に詳細に記されている。
通り丁筋(現在の中央通り)の
日本橋と京橋の間を主な氏子としていた。
明治維新後に神仏分離、一戸一神制となり
名称も須賀神社と改称された。
南伝馬町が山王さまの氏子となったため
明治19年に持ちの町が神田青物市場5カ町に変り
名称も旧名の江戸神社に戻った。
昭和33年に復活した神田市場の大神輿は
現在、神田祭の枠組の中で
神輿渡御されている。
素戔鳴命を祀る江戸神社の本社として
天王祭の面影を見ることはできない。