「てけてん小僧と原舟月」

ここで一般公開ですか?
私は昨年、現物所有の町会長以下三名の方
立ち会いの下で既に拝見させて頂きました。

人形は頭(カシラ)と
手足が二組(二体?)あり
その一体が原舟月作との事。
まずは頭が収納されている当時のままの
木箱に「原舟月」と墨書きがあるが、
今まで見た物にはない字体であり
購入後に書き足した物と思われる。

当然、箱書きだけで
信用するつもりはさらさらないが。
続いて細部にわたり拝見し検証したところ
別一体(作者不明)と明らかに違う
舟月独特の作風を見る事が出来た。

この人形は今まで見てきた一般的な
山車人形の“大きさと違い”と
江戸の山車人形ではあまり例のない
“からくり”仕掛けであるため
検証に戸惑ってしまう部分もあった。
同じ原舟月作の小型の人形であり、
また、素足である
「青梅市本町の神宮皇后の抱く『応神天皇』」
「群馬県新町の武内宿弥の抱く『応神天皇』」
の写真を引っ張り出して
じっくりと検証したいものである。
また、皆さんは手近な所で神田神社の斉館に
展示されているミニチュア「加茂能山車」
顔の表情と見比べても面白いと思います。

寄稿:まえ宏様(2005.6.18)

納札:内野様提供